産業動物:動物取扱業に加え動物愛護部局が指導できるようにする
現在産業動物を飼育する業者や、輸送する業者は、動物取扱業からは外されており、行政の動物愛護部局は把握すらしていません。 生きた動物を取り扱うすべての業が、動物愛護法のもとに平等に虐待防止等の規制や立ち入り、問題があった場…
現在産業動物を飼育する業者や、輸送する業者は、動物取扱業からは外されており、行政の動物愛護部局は把握すらしていません。 生きた動物を取り扱うすべての業が、動物愛護法のもとに平等に虐待防止等の規制や立ち入り、問題があった場…
現在の「産業動物の飼養及び保管に関する基準」は、なんと、A4用紙1枚分しかない、ほとんど何も書かれていない基準です。畜産動物は毎年10億頭も殺されているのに・・・。さらにはこの基準は遵守が義務化されておらず、努力義務でし…
豚や牛の去勢を行う際、生産者は麻酔せずに動物たちの手術を行います。断尾や除角でも、神経がしっかりと通っているにも関わらず麻酔を使いません。とくに、幼齢なら麻酔をしなくて良しとする風潮が蔓延しています。赤ちゃんなら痛みを感…
今、日本の畜産場は、法律がないからこそ、動物を詰め込めるだけ詰め込んでいます。結果、こうなります。 採卵鶏: 日本の採卵鶏約1億4千万羽の内の98.87%が金網のケージの中に閉じ込められており、これはこれで、世界はケージ…
畜産動物福祉の技術は刻一刻と変化しており、動物、持続可能性、経済のために国際動向を把握し適用する必要があります。 もともと、現在の畜産技術(ケージ飼育や妊娠ストール飼育のようなものも)もすべては欧米から輸入されたものです…
アニマルウェルフェアの5つの自由は、1965年英国で、畜産動物の福祉を改善するために提唱されました。今はすべての動物のために使われますが、日本では畜産動物こそがこの5つの自由を脅かされています。 5つの自由を守ることは国…
産業動物のための条項が一つもないことを皆さんご存知でしょうか。畜産動物を守る法律がない国、今の時代めったにありません。もちろん罰則の対象にはなっていますし、基本理念の対象でもありますが、産業動物に特化した条項がないのです…
意識喪失をさせないまま、と畜(首を切って失血死させる)ことは多くの国で違法です。タイ、ブラジル、中国、米国、ヨーロッパ、トルコなどから輸入される肉は、事前に意識喪失をさせた、最低限の福祉が守られた肉*です。しかし、国産の…
動物愛護法から動物福祉法への転換 対象動物種・業種の拡大 産業動物・実験動物についての除外規定を外す第10条の業種の除外規定を削除し、動物実験や畜産動物の施設に対しても動物虐待や環境の悪化について勧告ができるようにする …